都立高校入試でスピーキングテスト開始
(1)小中高における一貫した英語教育の推進により、生徒の「使える英語力」の育成を目指す
(2)中学校の学習で身に付けた「話すこと」の力を客観的に評価し、中学校と高校での英語指導の充実及び円滑な接続を目指す
これらを目的に2022年度から都内公立中学校3学年生徒を対象に「中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)」が実施されます。
その結果は都立高校入試に活用されます。
出題形式
4つのPartに分けて出題され、問題数は8問です。
PartAは英文の読み上げですが、PartB以降はコミュニケーション能力を問われる内容になります。
発音が見られることはもちろんのこと、自分の意見を述べる力も問われるので、後半に進むほど難易度が高くなります。
Part | 問題の構成 | 評価の観点 | |||
出題形式 | 出題数 | コミュニケーション の達成度 (2段階) |
表現の幅広さ 論理性 (5段階) |
発音 イントネーション (4段階) |
|
A | 英文を読み上げる | 2 | ✓ | ||
B | 質問を聞いて応答する 意図を伝える |
4 | ✓ | ||
C | ストーリーを英語で話す | 1 | ✓ | ✓ | ✓ |
D | 自分の意見を述べる | 1 | ✓ | ✓ | ✓ |
※ 「令和4年度中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)のお知らせ」より引用
評価と総合点数への加算
都立高校入試では、A〜Fの6段階で評価され、下記のように20点満点の点数として評価されます。
EAST-J結果(評価) | A | B | C | D | E | F |
※ 「東京都立高等学校入学者選抜における東京都中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)結果の活用について」より引用
学力検査の得点と調査書点の合計(1000点満点)にEAST-J結果の点数を加え、総合得点を算出します。
都立高校入試の英語の配点は、小問1問4点なので、スピーキングテストの配点は、3問分の得点に該当します。
発音は時間をかけて繰り返すことでしか上達しません。
普段の教科書の文章を何回も読んで練習していく必要があります。
【第一次募集・分割前期募集】
種別 | 換算前 | 換算後 |
学力検査の得点 | 500点(100点×5教科) | 700点 |
調査書点 | 65点(5教科×5+4教科×5×2) | 300点 |
EAST-J結果 | – | 20点 |
合計 | – | 1020点 |
※ 「東京都立高等学校入学者選抜における東京都中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)結果の活用について」より引用
セルモ西六郷教室でのスピーキングテスト対策
都立高校入試英語スピーキングテスト対策
英語学習アプリELST®を導入しており、ご家庭でパソコンやスマホを利用して学習していただきます。
通塾時に学習管理を行い、学習する範囲を宿題として指示します。
ELST®内には、過去に実施された試行検査を分析した対策コンテンツが搭載されています。
4つの大問に沿ったステップアップ式のトレーニングコンテンツと模擬試験を学習して、テスト本番で高得点を取る力を養います。
※ELST®は、(株)サインウェーブのアプリケーションです
教科書準拠のスピーキング対策
ELST®には、教科書に沿って4技能学習に取り組む「教科書モード」と各学習事項の文法説明やオリジナル演習問題を収録した「学習モード」の2種類のモードを搭載されています。
ご家庭でパソコンやスマホを利用して普段からスピーキングの練習をできる環境を提供しています。
通塾時に学習管理を行い、学習する範囲を宿題として指示します。
学校の授業や定期テストの対策として、また都立高校入試英語スピーキングテスト対策に入る前の準備としても最適です。
料金
料金 | 備考 |
1,500円(税込1,650円) | 塾生限定のオプション講座です 6月〜8月、9月〜11月の3か月毎契約で、前払いです |