「先生、おひさしぶりです」
昨日、Web会議中に教室の玄関扉が開き突然聞こえてきた聞き覚えのある声に、振り返るとすっかりお姉さんになった卒業生が立っていました。
話を聞くと、大学合格の報告でした。「どこの大学を受けたの?」と聞くと「国立の神戸大学」それも
理学部とのこと。
数学が苦手ということで入塾してきた彼女でしたが、授業をしていくうちに目に見えて学力があがっていきました。残念ながら、家の事情で神奈川県に引っ越すことになり、中学3年の受験までは、うちの教室で面倒を見ることはできなかった生徒です。
それなのに、わざわざ大学合格の報告をしに来てくれました。生徒曰く「勉強ができるようになったのは、この塾のおかげ。」と、お母様と話しているとのことです。私が思うよりも多くこの教室の良いところを話してくれました。
受験が終わるたびに良い結果に終わる生徒もいれば、残念ながら志望校と縁がなかった生徒もいます。そうしたときに、毎年のことながら、あのときどうしておけば良かったのかと自問自答していますが、昨日、訪ねてきてくれたこの
卒業生に、改めて「先生のおかげで勉強のやり方がわかった」と言われたことで、生徒たちの勉強のことを考える毎日が報われたと思えるひと時でした。
何にも替えがたい「プレゼント」をいただきました。